フトイという草で座を編んだスツールです。
日本民芸館で来館者の方の休憩の場にあり、使用されているので、ご覧頂いた方もいらっしゃると思います。
元々は、日本民芸館で柳先生の主催された立礼式の茶会用の什器として考案されたもので、
後の民芸館の什器として使われ続けています。
#519型長スツール 5尺W150 D43 H34(写真) 税込266,200円
他に3尺W106 D43 H34 税込198,000円
6尺W180 D43 H34 税込308,000円 があります。
座面をフトイという草で編みます。この草は太く、中にスポンジ状の海綿体が詰まっています。
乾燥させ、保存した草をお湯で戻して柔らかくし、
太さの違う草を合わせて均一な縄上に縒りながら座を編み上げていきます。
草を結びつなげて編んでいきますが、座面の裏に結びが来るように編み、結びの始末もきれいに仕上げます。
湿らした草を乾燥させながら徐々に締め上げ編んでいきます。
編み上がったフトイの座面は長年の使用に耐え黄色から飴色へ変化するのと同時に、より固く締まり艶が出ます。
座面を支える脚太くしっかりしていますが、少し膨らみのある面を取っているので
柔らかさがあり、品の良い落ち着いた様子があります。
座面の両端はくっと反り上がっています。
足元にMUNIカーペットを敷いてみました。素足の季節におすすめの肌触りの良いラグです。
濃い藍色に涼しさを感じます。(サイズ違いや他の柄もございます。)
風の通る場所で、少し横になってうたた寝などいかかでしょうか。
このフトイという草を使った椅子やスツールを下記の展示会で展示致します。
各会場、展示内容が異なります。
写真の#519型長スツールはショールームに展示しております。
日本橋髙島屋 インテリアフェスティバル 7月21日~8月2日
くらしのギャラリー本店 7月17日~8月1日 岡山市北区問屋町11-104
営業時間等はホームページでご確認ください。
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