フロンティアチェア

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およそ60年以上前に製作したであろう椅子がもどってきました。
現在#91型キャプテンチェア(右)として製造しているタイプの
初期の型で、フロンティアチェア(左)と呼ばれていた製品です。
なぜフロンティアチェアと呼ばれていたのかというと、
この椅子の手本となった椅子の型が、アメリカ初期開拓時代の
ウインザーチェアであったためと、我々にとっても初めてのころの
量産型ウインザーチェアであり、まさにフロンティアだったからでしょう。

ずいぶんと使い込まれて色はかなり薄くなっており、
というか当時の塗装方法はまだ未成熟で、退色が
早いものだったゆえ、このようになっています。

修理の内容は全体の緩み直しですが、現状でも
使用に耐える状況であったのは、あらためてウインザーチェアの
堅牢さを認識したところです。

右側のキャプテンチェアと比べると傘木の高さも低く、
座板も薄い材料を使用しています。
おそらく、材料的、経済的な制約があったことが伺えます。

しかし、この椅子には創業当時のフロンティア精神が宿っているような
そんな気がしました。
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by matsumotomingei | 2011-03-30 08:45 | 椅子 | Comments(0)

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