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ウインザーチェア展のご案内

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長野県長野市にあります、県立信濃美術館におきまして
7月1日より、「ウインザーチェア展 ・・・日本人が愛した英国の椅子・・・」
というタイトルと展覧会が始まっております。
国内の貴重なウインザーチェアのコレクションの数々を体系的に非常に分かりやすく
展示した、おそらく日本初の規模の展覧会です。
弊社も創業者池田三四郎の蒐集した椅子の内から24点を特別に貸出させていただきました。
普段は非公開の松本民芸生活館収蔵品です。
会期は2017年7月1日~8月27日までです。
その後、若干規模縮小され、東京・駒場の日本民藝館に巡回いたします。
信濃美術館立て直しのための閉館前の最後の展覧会ということで
非常に力の入った展示内容となっています。
ご興味のあります方々はぜひご覧いただきたく、
ご案内申し上げます。


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by matsumotomingei | 2017-07-03 16:35 | お知らせ | Comments(0)  

フロンティアチェア

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およそ60年以上前に製作したであろう椅子がもどってきました。
現在#91型キャプテンチェア(右)として製造しているタイプの
初期の型で、フロンティアチェア(左)と呼ばれていた製品です。
なぜフロンティアチェアと呼ばれていたのかというと、
この椅子の手本となった椅子の型が、アメリカ初期開拓時代の
ウインザーチェアであったためと、我々にとっても初めてのころの
量産型ウインザーチェアであり、まさにフロンティアだったからでしょう。

ずいぶんと使い込まれて色はかなり薄くなっており、
というか当時の塗装方法はまだ未成熟で、退色が
早いものだったゆえ、このようになっています。

修理の内容は全体の緩み直しですが、現状でも
使用に耐える状況であったのは、あらためてウインザーチェアの
堅牢さを認識したところです。

右側のキャプテンチェアと比べると傘木の高さも低く、
座板も薄い材料を使用しています。
おそらく、材料的、経済的な制約があったことが伺えます。

しかし、この椅子には創業当時のフロンティア精神が宿っているような
そんな気がしました。
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by matsumotomingei | 2011-03-30 08:45 | 椅子 | Comments(0)  

恒例の高崎髙島屋での展示会のご案内

来る11月10日(水)~15日(月)までの期間、
毎年11月に開催しております、高崎髙島屋での催しが
本年も開催されますので、ご案内いたします。
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ST型長椅子 W184xSH38xH88
税込価格 491,400円
本年新作で展開し好評いただいているこの長椅子も出展します。
この椅子は、いままでの弊社の長椅子と違い、簡易ベットとしても
お使いいただけるくらい横幅も奥行きもたっぷりした椅子です。
クッションは固めフラットで、くつを脱いで上に座り込んでも、
大変快適です。

さて、高崎髙島屋の催しですが、この催しは例年高崎髙島屋の
4階にあります、特別催事室という部屋を使っての催しです。
入り口がちょっと分かりにくいので、ここで改めて説明いたしますと、
エスカレーターで4階に上がりますと、紳士服売場です。
その一角に時計コーナーとメガネコーナーがあり、その間に通路が
あります。そこを入った先が4階特別催事室です。
会場は、完全な1室となっておりますので、ゆっくりとおちついて
商品をご覧いただけます。毎年、いっそこのままにしておけば?と
声が聞こえるほどなのですが、松本民芸家具の世界をゆっくりと
感じていただくには、非常に良い催しです。
ぜひ、お近くの皆様にはお出でいただきたく、ご案内申し上げます。

「松本民芸家具 展」
場所 高崎髙島屋 4階 特別催事室
期間 平成22年11月10日~15日(AM10:00~PM7:00)
* 期間中、弊社社員が常駐しています。
  修理のご依頼、特注品のご相談などお声がけください。
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by matsumotomingei | 2010-11-04 14:41 | お知らせ | Comments(0)  

エッセイストのコラム

地域が違うため、見ることが出来なかったのですが、
20日の日、読売新聞の夕刊に松本民芸家具のことが
書かれていました。
日本橋髙島屋での夏の展示会で、小さなラッシスツールを
お買い求めいただいたお客様が、イラストレーターで
エッセイストの平野恵理子さんだったようです。
その平野さんが、自身のコラムである
「平野恵理子の身辺雑貨」というコラムの一文に
#518型スツールのことを書かれました。
ラッシの材料の関係で、ずいぶんお待たせしておとどけした
そのスツール。
お母様のために買われたそのスツールが、座り心地がよく
高さも程よく、とても使いやすく、お母様ともども
とても気にいられた様子が書かれていました。
くわえて、家具貼付の弊社取り扱い説明書の記載内容にも
ふれられ、「製品として出来上がったときが完成ではなく、
毎日使って手入れすることで家具は完成していく」
という一文に対し、よし、新しく雑巾でも縫ってみようと
書かれていました。
ご紹介していただいたことも幸福なのですが、その気持ちの
感じる文章がとてもうれしく思いました。

もうかれこれ60年以上前から作られている小さなラッシスツールは
エルゴノミックだとか、ヒューマンデザインなどというような理屈は
一切付加されることなく、お客様に選ばれ、使われ、
とてもしっくりくる、お尻が収まるといってもらえることに
生活工芸品を作る私たちは、とても幸福を覚えます。

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#518型ラッシスツール(W45xD30xH33) 税込 44,100円

*ラッシとは、通称「ガマ」と呼んでいますが、井草の一種で「太井草」という
 植物の幹で、昔は生活用具に広く利用されたものですが、現在は弊社が
 使用するためだけに、契約農家さんに栽培していただいております。
 そのため、年間生産量が限られており、ご注文にあたりお届けまで少々
 お時間を頂戴しておりますことをご理解くださいませ。
 このラッシ編シートの耐久力は大変なもので、使うほどに硬くしっかりと
 なり、上手にお使いいただければ、半世紀以上十分持ちます。

 
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by matsumotomingei | 2010-10-22 17:35 | 諸事雑談 | Comments(0)  

特注の椅子と展示会のお知らせ

8月初めからお盆明けまで、長帳場の展示即売会に
出向いておりましたので、長らく更新できず失礼しました。
日本橋髙島屋での展示即売会には、お盆中、また暑い中にも
係らず、本当に沢山の方々にご来場いただきまして、
誠に有難うございました。
改めまして御礼申し上げます。
ご来場いただいた皆様が口々に会場に入られると
「ここはとても落ち着きますね。」
といってくださり、とてもうれしく思いました。

さて、その日本橋髙島屋でご注文いただいた品の中に
大変難しい宿題がありました。
しかも、分け合ってできるだけ早く作って欲しいとのこと。
その品物は椅子の特注品でした。
ベースは通常品ですが、奥行きの変更となにより背の高さを
大幅に変更するものでした。
通常椅子の特注はまずはお断りするもの、というのも椅子は
本当に各部のバランスを取るのが難しく、おおよそ0から
作るようなこととなることが多く、金額も高額になってしまうためです。
しかし、そうしたことをすべて説明した上でなお、お客様のご依頼は
大変紳士的で、かつ、事情あってお急ぎのご様子。
よしとばかりに、引き受けたものの、やはり難しい仕事で、
弊社の職人W君にとてもご苦労いただきました。
その椅子がこれ。
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ご満足いただけるといいのですが。

さて、9月1日~6日までの一週間、
大阪髙島屋7階家具売場内、特設会場におきまして、
「松本民芸家具フェア」を開催いたします。
大阪では久しぶりのフェアです。リビング・ダイニングが中心の
展開となりますが、新製品も数点展示いたします。
また、今回飾りつけに陶器、布類をかなり充実させました。
一足早く、秋を感じさせる会場にして参りたいと思いますので、
ぜひ、お近くの皆様におかれましては、お出でいただきたく
お待ちいたしております。

松本民芸家具フェア
会場 大阪髙島屋 7階 家具売場内
会期 平成22年9月1日~6日
    営業時間 午前10時~午後8時
*会場には弊社社員が常駐いたしますので、修理のご依頼、
 特注品のご相談など何なりとお申し付けくださいませ。
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by matsumotomingei | 2010-08-25 17:02 | お知らせ | Comments(0)  

恒例の岡山の展示会のご案内です。

岡山の弊社販売代理店であります、岡山県民藝振興(株)は、
岡山の民芸運動の中心的存在として、故 杉岡先生が、
倉敷の外村先生や、天満屋の茨木氏などの協力のもと
創設された会社です。
その、岡山県民藝振興(株)主宰の「現代日本民芸展」が
今年で52回目を迎える運びとなりました。
現在はその名称を変えて開催しておりますが、内容は
同じく、広く現代の民芸品を頒布、普及することを目的と
しており、実に52回を数えることは、岡山の皆様の深い思いと
誠実に作り手のために、頒布活動に邁進してこられた
歴史の現れであり、深く敬意を表するところです。

その「松本民芸家具と現代民藝展」開催をご案内申し上げます。
どうぞ皆様の多数のお越しを、心よりお待ち申しあげます。

「第52回 松本民芸家具と現代民藝展」
会期 2010年7月14日(水)~19日(月・祝)
会場 天満屋岡山店7階催会場
    毎日午後6時閉場。最終日は午後5時閉会。
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#74A型休息椅子 税込256,200円(出品予定)

今の世の中に、52回も開催し続けてきた催しがどれほどあるのでしょう。
ぜひ、お出でください。
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by matsumotomingei | 2010-07-09 16:10 | お知らせ | Comments(0)  

前出の椅子修理のその後

先般紹介しました、おじいさんの椅子の修理のその後ですが、
その際は片側の肘掛を作り直さなくてはならないと判断した
ところ、ご要望であった使い込まれた風合いを出来るだけ
なくしたくないという、職人の判断で非常にうまく修復することが
できました。
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肘掛の付け根部分は裂けてしまい、欠損部分もあり、
そのままでは勿論、再度組みなおすことは不可能でした。
そこで、職人は、ばらしたあと肘掛の一部分を切断し、
そこに新しい木を組み入れ、再度ホゾを立てなおし、修理したわけです。
こうすることで、肘掛を新たに製作しなくても良くなり、
左右の肘掛がちぐはぐになることを避けることがでました。

現在塗装作業に入っています。
もうすぐお戻しできることでしょう。
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by matsumotomingei | 2010-07-01 09:47 | 諸事雑談 | Comments(0)  

特別企画製作2点

この月末に姫路市で大規模展示会を開催する予定で、
それにあわせて、特別企画品、新製品など数点をご用意する
中で、今日2点木地仕上がりしましたので、ちょっと
ご紹介しましょう。
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これは、楓の木目のすばらしい板を使用した特別製ビューロー。
楓は固く、本当に固く、ともすれば欠けやすいほど
加工が困難な木材ですが、その複雑な木目はとても美しく、
その美しい木目を生かしたパーソナルデスクを作りたいと
考えました。
木地ではわかりにくいですが、これほど木目が出ている材は
貴重で、楓すべてがこのような木目が出るわけでは、当然
ありません。
どのように塗りあがるか、とても楽しみです。

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時代性から考えると少々ずれている?かもしれませんが、
かなり大きな、そして奥行きもたっぷりある長椅子を製作
してみました。
いわゆるセトル、横になれる長椅子です。
座面は8cm厚のクッションをのせます。
リビングで、この1脚だけでゆっくりとくつろいでいただけるように、
あえてサイズは自由に考え、しっかりした存在感のある
ものにしたいと考えました。
さて、どのように皆様がご判断されるか。

5月25日からの姫路 山陽百貨店での展示会で
お披露目いたします。
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by matsumotomingei | 2010-05-17 16:58 | 椅子 | Comments(2)  

フェニカロッカーについて(再)

いつも、当ブログをご覧頂まして、誠にありがとうございます。
さて、アクセス件数を確認してみましたところ、このところ
検索ワードの上位には常に「ロッキングチェア」が入っていたのですが、
ここへきて急に「フェニカロッカー」での検索が急上昇しており、
現在検索ワードで1位のぶっちぎり状態です。
多くの方が「フェニカロッカー」について、興味がある様子なので、
改めて、フェニカロッカーについてご紹介いたします。
このフェニカロッカーについて、その誕生の経緯は、こちら
ご覧いただくとして、今回は、このロッキングチェアの他のものと比べての特徴
について書いてみようと思います。
さて、このフェニカロッカーのもとになった椅子は、弊社のこの型です。
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#508D型ウインザーチェア W59xSH44xH92 税込 115,500円
この椅子は、英国人の陶芸家であり、弊社の恩師であるバーナード・リーチ先生の
監製による椅子ですが、英国の伝統的なものにこのような姿のものはあります。
その伝統的な姿のものを、リーチ先生が、細部のデザイン、ディテール、サイズなど
様々な部分を、弊社の職人とひざを交えて話し合い、改良を加え生まれた椅子です。
この椅子の特徴としては、あまり大きすぎない適当なサイズというか、着座すると
どちらかといえばタイトな部類でありながら、肘掛を支えるツカ柱が後ろの大きく
逃げているので、足回りに窮屈さがなく、自然なアールによる背の当り具合のよさ
とあいまって、体にフィットし、かつ無理な感じがしないことが特徴でしょう。
座面の高さは44cmと、数値で見ると比較的高めですが、座面の奥行きを適度に
抑えているため、座面の高さを感じず、かえって足つきがよく感じます。
また、先ほどのツカの形状と背柱のアールにより、姿勢を斜めに崩して座っても
違和感がなく、というか体を降りやすいので、長時間着席するのに無理を感じません。
加えて、座面の高さに対して、肘の高さが比較的低いので、肩が下がり、上半身に
変な緊張感がありません。
座板の厚みは約3cm弱と必要以上に厚いものは使わず、重量も軽量にする工夫が
あり、しかも強度不足が出ないよう、座板は価値のあるハギなしの1枚板を使用するなど、
贅沢な仕様になっています。
長時間座っても快適な、まさに名品といえましょう。

フェニカロッカーも座面の高さが44cmに設計されています。これは、通常の
ロッキングチェアで考えると数値的には高いのですが、(通常の弊社のロッキング
チェアの座面の高さはおよそ38cm)この高さにこだわりがあります。
ベースにした椅子の特徴を最大限生かすよう、つまり、一般的な概念で考える
リラックスチェアとしてのロッキングチェアとは別に、座り心地のよい普通の椅子で
ありながら、さらにロッカーをつけることで着座姿勢をより動かしやすくし、
より無理のない姿勢で長時間の着席を可能とした椅子といえましょう。
事実、フェニカロッカーはたとえばテーブルやワーキングデスクにセットしても
低すぎないどころか適当な高さであり、たとえば長時間机に座って作業する方
などのワーキングチェアとして最適なんではないかと感じます。

勿論、ロッキングチェア本来のリラックスチェアとしての使い方でも、背中のあたりも
優しく自然で、肘掛が低めなので本などを読むのも具合がよく、なんら不自由な
ことではありませんし、椅子が体の重心移動にあわせてゆれてくれるので、
立ったり座ったりがとても楽に出来るわけです。

こうして改めていろいろと書いてみると、この椅子はまさに自分用に部屋の片隅に
おく椅子として、姿かたちも美しく、多用に使えて、大きすぎず、まさに最適なんじゃ
ないかと思いだしてきました。というか、自分で欲しい椅子です。

なかなかこの椅子の魅力を表現しきれず、申し訳ないのですが、
百聞は一見にしかず、ご興味のある方はぜひ
BEAMS 原宿 インターナショナルギャラリーにお出かけください。
この名作椅子は、BEAMSでしか見れませんし、買えませんから。
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フェニカ・ロッカー 税込 149,100円
(BEAMS 限定販売)

ぜひ!!
平成28年6月15日に価格改定しています。ご注意ください。
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by matsumotomingei | 2010-04-22 11:01 | 椅子 | Comments(0)  

ロッキングチェアのある暮らし

前回ご紹介しました、「ロッキングチェアのある暮らし」が
今週初めから開催されております。
そこで、過去にご紹介しましたバリエーション以外のロッキングチェアを
今回ご紹介します。
この椅子は、なぜかカタログに載っておりませんが、なかなかどうして
座り心地のよい椅子です。
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K型ロッキングチェア W54.5xSH37xH100 税込 220,500円

このロッキングチェアは、他のシリーズと違い非常に特徴的な
スタイルをしています。その理由として、この椅子を構成している部材が
すべて板材で出来ていることが上げられます。
この椅子は一見すると他のバリエーションに比べシンプルに見えますが、
実は、前から見ても、横から見ても、上から下にむかってすぼまっており、
各部の接合角度が直角ではなく、そのためいかなる角度からみても、
板材で構成されていながら、平面的ではなく曲線的な印象を与える
椅子であり、見かけと違いかなり複雑な構造をしています。
加えて、座面にはクッションが敷かれていますが、本体の座面自体は
他の製品にくらべかなり低く、そのため重心が低いので、揺り船(ロッカー)も
短く、見た目よりコンパクトな特徴もあります。
さて、座り心地はどうかというと、一見背板が平面なので硬い印象かといえば
そうではなく、なにか包み込まれるような安定感ある座り心地で、
しかも重心が低いためか、揺れが少なく穏やかな座り心地です。
この椅子は、作り手のスキルも要求される、カタログに載っていない
隠れた逸品。
BEAMSインターナショナルギャラリー原宿にも展示されておりますので、
ご興味のある方はぜひ座ってみてください。

で、その「ロッキングチェアのある暮らし」展はこんな雰囲気で・・・
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すべて見せてしまうとつまらないので、ちょっとだけ。
フェニカロッカーとあわせて8種類の弊社ロッキングチェアが様々なシーンで
展示されています。
ぜひお出かけください!!

平成28年6月15日に価格改定しています。ご注意ください。
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by matsumotomingei | 2010-04-07 10:31 | 椅子 | Comments(0)